2024/5/24
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『夢と希望』の落とし穴 |
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こんばんは、船橋カウンセリング&セラピーPEACEの仁野です。 もう5月も後半になり、新学期や新しい仕事に期待を膨らませてスタートしたものの、 早くも退職代行の需要が高まっている、なんてニュースも目にしますよね。 古くは「5月病」という心身のバランスを崩す時期を示した言葉もあります。 そこで、今回のテーマ『夢と希望』…には落とし穴がある、ことをお伝えします^^; (冷たい、嫌味な奴みたいな言い方ですが、そんなつもりではありません笑!) 今回は、読み終わるととっても役に立つ(はず)の内容ですので、ご安心ください(^^)v ![]() ということで、まず『夢と希望』ってどこでどうやって生まれるものなのか?という疑問です。 嚙み砕くと、これらは未来に向けてのポジティブなイメージ…想像力の産物ですよね。 私達は小さい頃から大人に「夢を持ちましょう!」「希望を持ちましょう!」って 言われてきました。 でも、夢や希望を持つだけで、その通りに物事が進んだら苦労しません(笑)!チーン。。 もっと言うと、『夢や希望』を持ちすぎる(高望みする?)ことで、現実が夢や希望に 追い付かずに絶望を感じて、むしろストレスになったことはありませんか↓↓? ![]() (どうせ俺なんて、私なんての図) こうなってしまうと、『夢と希望』はただの重荷や足かせにしかならなくなります。 この状況は前回のブログテーマでもお伝えした<二元性>の法則が当てはまるので、 『夢と希望』を持つ「デメリット」落とし穴もある、とひとまずお伝えしたいのです。 ![]() (またしても登場する陰陽図) では、この落とし穴から抜け出すためにはどうすればいいでしょうか? 私が学んできたセラピーの背景にある哲学では、この状況を抜け出す方法に 言及されています。ということは、これは昔から私達にとっての課題だったんですね 例えば、ディマティーニメソッド(カウンセリング技法)では、私達は認識の偏り の中で苦痛を生み出すとされています。つまり、現実をありのままに観ることが 出来ずに自信過剰になって失敗したり、また成功者と比較して自己卑下に陥ったり。 こういった認識のズレに伴う心の動きが苦痛を生み出すわけです。 さらに言えば、ヨーガの経典のなかではマインド(思考)自体が幻(マーヤー)であり、 マインドそのものを止滅させることが悟り(完全に健康な精神)につながると説いています。 ![]() とはいえ、私達は半ば無意識的、自動的に世の中を認識し、予測し、期待しながら 生きています。だから夢や希望を持って生きるのは自然で必然なことですよね。 (誰だって不幸になりたいとは思わないから) そうなると、「マインドを止滅させる」という行為は困難を極めるように感じます。 (それはプラス思考を止めなさいと言っているようなものだから) どうしても<思考>の性質上『夢と希望』を持ったと同時に、『悪夢も絶望』も 影のように後ろを付いてくるわけです。 そうなると選択肢はわずかしかなく、『悪夢と絶望』に蓋をして決して見ないようにするか、 もうこれは生きていくうえで仕方ない、避けられない。どう付き合うか?となるかです。 しかし!!そこから先に、人間の幸福の秘密が隠されているようなんです(笑)。 もちろん僕自身、意図的にそんな状態になったことはありませんが、その先がいわゆる 宗教的に言うところの「悟り」だそうですね。...ふーむ。興味深いです。 ということで今回は、『夢と希望』の落とし穴について、書かせて頂きました^^ ![]() 最後まで読んで頂いてありがとうございます。 船橋カウンセリング&セラピーPEACEの仁野でした。 |
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