2024/5/3

良くなりませんように…

こんばんは、船橋カウンセリング&セラピーPEACEの仁野です。
 
 
 
 
 
今回のテーマ、「良くなりませんように…」について。
 
 
 
 
病気になるときには、それが偶然のような風邪であれ事故であれ、
 
 
必ずそのタイミングに意味があるとされています。
 
 
(僕自身も半信半疑でしたが^^;振り返るとそう思えるようになりました)。
 
 
 
 
心理学であれ哲学であれ、何か本を読めば必ず書いてある「二元性」の法則
 
 
 
 
…世の中に起こることには必ず二面性があり、それは善悪、損得、良い悪いが
 
 
あるということですが、これは病気にも当てはまるそうです。
 
 
 
 
つまり、病気になることの「メリット」と「デメリット」が必ずあるということ。
 
 
 
    (東洋医学の陰陽図ですね)
 
 
 
 
光と影、陰陽。その原理は様々な書籍で説明されているので割愛しますが、僕の場合…
 
 
 
 
・激務で自律神経失調症になった時、「もう疲れた、休みたい」とは言えなかった。
 
 
・仕事の中で信念に反する状況の時、「仕事でもやりたくない」と言えず具合が悪くなった。
 
 
・息子の介護で不安発作が起きた時、「もう限界だ、これ以上できない」と言えなかった。
 
 
 
 
僕に限らず、誰しもこのような状況はあると思います(涙)。
 
 
 
 
少なくとも僕はこの状況のなかで、状況が改善するまで「病気が治っては困る…」と
 
 
内心では思っていた気がします。
 
 
 
 
それから沢山の人生経験やセラピーの学びをした上で振り返っても、当時の自分には
 
 
他の選択肢はなさそうでした。
 
 
(しがみついてるだけで精一杯の図)
 
 
 
 
つまり、僕の場合は「病気になることでストレス状況を回避することができた」
 
 
という大きなメリットがありました。
 
 
 
 
他方、デメリットも当然あって、病気の痛み・苦しみが長く続いてしまうことで、
 
 
仕事で役職を失ったり、健康な時にできていた楽しみもできなくなったりしました。
 
 
そんな状況を僕自身が理不尽に感じていましたし、なんでこんな目に合わなきゃ
 
 
いけないんだ…と嘆いたりもしていました。
 
 
 
 
でもそれは誰かのせいではなく、自分が望んだことの【光】【影】の側面だったんだと、
 
 
痛いほど気付かされました。
 
 
 
 
そのような出来事は、人生の中で誰しもが抱えることになるテーマでもあり、
 
 
自分で作り出した『想い・希望・理想』が【現実】との間の葛藤の中で、
 
 
 
 
病気を通じてメッセージを送ってくるのを、感じ取ることがありました。
 
 
 
セラピーとして学んだキネシオロジーや一義流気功、ヨガの思想の中には、
 
 
このような自分の考え方を整えていくことの大切さが説かれています。
 
 
 
 
時間はかかるし、かかった方が良いのですが、少しずつ心を整えていくことで
 
 
身体にもいい影響が表れてきます。
 
 
 
 
今回は、『良くならないメリット』について(?)書かせて頂きました^^
 
 
 
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
 
 
船橋カウンセリング&セラピーPEACEの仁野でした。