【一義流気功治療の原理について】
「気」という概念はとても古くからあり、この生命エネルギーのようなものを感じ取れる人が自分や他人の心身に対して働きかけ、病気を治療したり心身を強化するために行う訓練法のようなものが行われてきました。これが古代中国で「気功」と呼ばれるようになりました。
このような生命エネルギーの概念は様々な文化圏で存在しており、名前はそれぞれ違っていても意味するところは同じと言えそうです(古代インドではプラーナ、古代ギリシャではプネウマなど)。
この「気」は自然に体に流れている(東洋医学における経絡やヨガでいうチャクラなど)物理的な場所があり、気功治療として利用できる対象になっていますが、一義流気功では創始者の小池義孝先生の発見により、治療の対象が物理的な肉体だけでなく【精神】を対象とすることができるようになっています。
これは小池先生がもっと根本の段階から気を解析した結果、気を生み出す母体を突き詰めたところには精神体(いわゆる魂のような存在)があり、人は気を0から生み出す母体であるという事実に気づいたためです。
小池先生は『そもそも気は、どこから発生するのでしょうか?気を生み出す母体は、精神です。人は精神を持っていますから、人は気を0から生み出す母体です。思考、意図、感情の動きなどが起こった時、そこには必ず、気の0からの創出があります。ですから当然、私達も気を0から生み出し続けている一人です。こうして文章を読んで理解しようとしている今にも、多くの精神活動があります。既にここに、気の創出があります』と気功指導を頂くなかで仰っています。
つまり、誰しも無意識に気を生み出しているからこそ心身の活動をしているわけです。
この見逃されていた事実に気付いた時、気功治療の可能性は飛躍的に拡大され、その可能性を探求した結果、身体だけでなく精神へも働きかけられる最先端の気功治療が生まれました。
一義流気功は多くの教え子へ受け継がれ、その治療効果があらゆる現場で実証されています。以下は具体的な治療内容になります。こちらでも開発されたほぼ全ての施術が受けられます。

【施術メニュー例】
◇『異常反応の解体』
…「異常反応」とは、潜在意識下にある不合理な恐怖心です。胎児~2歳頃までに形成され、理由なく漫然とした不安感や恐怖感を抱え込みます。ストレス耐性や回復力を下げてしまい、うつ病や精神疾患への耐性や回復力を低くします。
この異常反応を解体して、精神の土台を強くすることであらゆる精神疾患への耐性や回復を強力に促すことができるようになります。
◇『愛05』
…幼少期に愛情を受けることは大切と言われます。それはこの時期に一体感をもって愛され思われた事は、他者との境界があいまいなため心の底で自分が思っているのと同じ意味になるからです。この時期を過ぎれば自己認識として自分を愛することが難しくなります。
一義流気功では愛情を物理現象として解析、「一体感+尊重」の波長と定義付けました。幼少期の愛情を後天的に施術で受けると、自己肯定感の向上・安心感・幸福感が上がります。
◇『心に固着した悪意の解体』
…悪意とは、無差別の加害欲求です。誰でも、何でもいいから危害を加えたい。傷付けられたり、ストレスを溜めている人は誰しも、このような心境になったことがあるはずです。そして、悪意は一度生じると、加害した後もその人の精神に固着して陰鬱な気分や虚しさから逃れられません。
一義流気功は世界で初めてこの固着した悪意を外す技術を開発しました。悪意を解体すると他者に対しての恨み・怒りの強さから解放され、許せたり理性的な対応ができるようになります。
◇『生まれつきの左右の生命力差』
…ほぼ全ての人間は先天的に体の左右に生命力差があり(後天的にもありますが)、その原因は単純な肉体や脳の問題ではなく、精神体(魂のような概念)と肉体とのつながりにあります。この連結の問題ではありますが、多くの人が生まれつきの問題なので無自覚で気付いていません。
この施術を受けると、弱い方の半身の感覚や機能が改善され、原因不明だった心身の能力が向上されることが報告されています。
◆その他、一義流気功でしか対応できない症状や疾患に対して、潜在意識から情報を取り対応できる技術が数多くあります。以下はその一例です。ピンとくるものがあれば、カウンセリング時にお声かけ下さい。
・【肉体】筋肉をゆるめる…体の内部に働きかけ筋肉を芯からゆるめます。
・【肉体】呼吸の拡大…気を大きく動かし浅くなった呼吸をしやすくします。
・【精神】感情(怒り・悲しみ・落ち込み)の心の毒の処理
・【精神】罪悪感の解体
・【精神】閉塞されたトラウマの解消